以前から少子高齢化社会と言われています。人口減少はは経済の規模縮小が起きます。「経済規模を維持しながら人口減少にどのように対処するか?」この課題に解を出そうとしているのが「2024年問題」なのです。
日本中がこの課題にチャレンジします。と言うかせざるを得ない状況です。結果、社会の構造が激変します。大型物流センターのように全自動化は言うに及ばず運転手のいない電車(超電導リニアは車両に運転手がいません)まで実現しています。根底に流れるのはデジタルです。
酒販店は昔、同じような経験をしています。配達の人員を地方から集めましたが限界が来てしまい、デスカウンターに移行しました。今では当たり前のようにお客様はお酒を買いに行きます。大量仕入れ大量販売がシステム化された組織販売に太刀打ち出来ずディスカウンターは衰退していきます。組織販売も、アマゾンのようなネット販売に浸食され苦戦を強いられています。
人手不足を経験した酒販店と問屋は「2024年問題」の大先輩なのです、、が、昭和の時代のようにFAXで注文が令和になっても普通に行われていることに驚きます。昭和レトロ博物館に陳列されているFAX機械を彼らが知らないのだろうか?と言いたくなります。
人口減少課題の解がデジタルならば、受発注をデジタル化することで最大のチャンスを酒販業界は迎えます。新しい形態を出現させ、取り扱い品目の増大と繁栄は約束されています。
ネット販売の最大の弱点は「顔が見えない」ことによるお客様の不安感・不信感です。酒販店は店があり地域に根付いています。不安感無くお買い物出来ます。問屋は配送システムがあり無料配送システムを保持しています。この2点をデジタル化することで様々な商品を提案し不安感無く送料無料で買っていただくシステムが完成します。勿論、経費は「激安」で済みます。
さっさとシステムを取り入れ、先輩の意地を見せ繁栄に向かい歩き出す時が来ました。FAX機械をレトロ博物館に寄贈しませんか?